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注意はこうする!保育士が「ダメ」と言わない上手な注意の仕方を娘に実践してみた|「ダメ」のデメリットや使いどころも解説

 子育てに悩む  ひつじ

注意するとき、すぐに「ダメ!」って言っちゃって
子どもが聞き流すようになってきちゃった…

mamaco

「ダメ」は本当に大事なときのためにとっておいたほうがいいよ!
「ダメ」と言わないメリットもたくさんあるから、わたしが娘に実践してる言葉がけと一緒に紹介するね!

子どもに注意をするとき、「ダメ」と言ってしまいがちですよね。
「ダメ」は便利なので、保育のプロである幼稚園教諭や保育士でも、ついつい言いたくなります。
でも、「ダメ」ばかり言うことのデメリットは多いんです・・・。
「ダメ」をできるだけ減らすためにわたしが子育てで実践していること具体例ともに紹介します!

この記事でわかること
  • 「ダメ」を常用するデメリット
  • 誰にでもすぐにできる、子どもへの上手な注意の仕方ー「ダメ」を使わない言葉がけ集
  • 「ダメ」の使いどころはここ!

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目次

「ダメ」の代わりに「I don’t like」で注意するとなぜいいの?主観で注意するメリット5選

子どもに注意をするとき、「ダメ」という言葉をぐっと我慢して、このように言いましょう。

〇〇したらママは嫌だな。

こういう言うことで、「ダメ」を使わずに子どもに注意をする(やめてもらう)ことができます。

I don’t likeで注意するメリット5選
  1. 子どもが主体的に「やめる」という行動を選べる。
  2. 無理矢理やめさせられた感が少ないため、反発しにくい。
  3. ママやパパなど人によって言うことが違っていてもいい。
  4. 子どもの発達によって変えていける。
  5. 社会的なルールではない、家庭ごとのルールを伝えやすい。
「ダメ」と言わないメリットはいっぱいあるよ!

「ダメ」と言わないメリット①子どもが主体的に「やめる」という行動を選べる。

「ダメ」というのは、注意というよりも禁止や命令に近いですよね。
これだと、「ダメ」と言われたからやめるということになり、自ら考えて決めた上でやめることは難しいです。
しかし、「ママは」

とくに❺に関してですが、たとえば

<例1>お店のお菓子を、購入前に開けて食べてはいけない。
これは公然のルールとして誰もが言えることでしょう。

しかし、
<例2>お店のお菓子をいろいろと触ってはいけない。
これについては、社会的に決められたルールではなく、
Aちゃんの家庭では、ベタベタ触るのはよくないと教えたいかもしれませんが
(大人は加減して触りながら選ぶことができても、子どもは加減が難しいですからね)
Bちゃんの家庭では、壊したり汚したりしなければ触ってもいいと思うかもしれません。
(Bちゃんはもう加減ができるような年齢かもしれませんしね)

そうなると、Aちゃんに「お菓子をたくさん触ってはダメ」と伝えている横で、
Bちゃんがお菓子をいろいろと触りながら選んでいることもあるかもしれません。
このような場合、「ダメ」と言ってしまうと、「Bちゃんはダメなことをしている」「Bちゃんはやっているのにどうしてわたしはダメなの」と子どもなりに思います。

しかし
「お菓子をたくさん触りながら選ぶのは、ママは嫌だな」と伝えることで
ルールとしてダメなわけではないけれど、ママは嫌なことなんだな、さあ自分はどうする?となるわけです。

ママの気持ちを聞いたうえで、それでも触るのか、ママが嫌がっているんだからやめておこうと思うかは子ども次第ですが
これだと、AちゃんとBちゃんの家庭で言うことが違っても、矛盾は生じないですよね。

このような”あいまいなルール””家庭ごとのルール”なども
主観で注意を促すことで子どもに伝えやすくすることができます。

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「ダメ」からの言い換え方 言葉がけ集

MayMayさん

主観で注意することが良いことはわかったよ。
でもどうやったらいいのかわからない…。

mamaco

そうだね。いくつか具体例を用意してみたよ!

「積み木を投げたらダメ!」

「積み木を投げたらママは嫌だな」
(危ないから、壊れちゃうからなどの理由を入れても◎)

「食べ物を落としちゃダメ!」

「食べ物を落とすのは、パパは好きじゃないなぁ」

「髪の毛を引っ張ったらダメ!」

「髪の毛を引っ張るのはママは嫌だよ!」

「野菜を残したらダメだよ」

「野菜を残すのは、パパ嫌だな」

「花壇の中に入っちゃダメ!」

「花壇の中に入るのは嫌だな~」
(お花を踏んじゃうかもしれないから、土が固くなってしまうからなど理由を入れても◎)

なぜ「嫌だな」と主観的に注意するの?

子どもは「ダメ」と言われても、何がダメなのかわかりません。
もちろん、理由を説明すればよいのですが、理由を理解して「やめておこう」と思うのはかなり高度です。
しかし、”大好きなママやパパが嫌がっている”ということは、0歳児でも感じとれます
(赤ちゃんって意外と賢いんですよ!)

ママが「嫌だな」と言いながら困った顔や悲しい顔をすることで、
「ママが嫌がっているからやめておこう」という気持ちが芽生えるのです。

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「ダメ」は常用しない!使いどころはココ!

「ダメ」という言葉を頻繁に使うと、子どもは聞き慣れてしまい効果が薄くなります。
幼稚園教諭の研修では、「ダメ」を使っていいのは危険なときだけと教えられました。
本当にしてはいけない、ケガや事故、命にかかわることを禁止するときのために、「ダメ」はとっておきましょう。

大切なのは信頼関係

「ママは嫌だな」「パパは嫌だな」
この言葉に効果があるのは、ママやパパのことが大好きだからです。

幼稚園や保育園では、信頼関係のできている先生大好きな先生が言うと効果抜群!

ちなみに…
ママやパパに対しては甘えもあるため、先生が言うほうが効果的です。
決してママやパパより先生のほうが好きということではないよ!

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まとめ

注意の仕方にはいろいろありますが、「ダメ」の代わりに使える効果的な言葉がけを紹介しました。
どれもわたしが幼稚園や保育園で働いていたときに効果的だった言葉なので、よかったら試してみてくださいね。

ご質問・ご意見などございましたら、InstagramのⅮMよりお気軽にご連絡ください。

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