赤ちゃん言葉を使わない方がいいって言われたことがあるんだけど、本当?
赤ちゃん言葉の子どもへの影響、気になるよね。
研究結果も出ているから、簡単に紹介するね!
- 赤ちゃん言葉を使っていいかわからない
- 赤ちゃん言葉の子どもの言語発達への影響を知りたい
- 赤ちゃん言葉とマザリーズの違いって?
この記事では、赤ちゃん言葉とマザリーズ(お母さん語)の違いや、そのメリットについて説明します。
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赤ちゃん言葉はNG? ー 0歳1歳2歳の言語発達への影響
『赤ちゃん言葉は子どもの言語発達の弊害になるからよくない』
『あとから正しい言葉に直すのが大変』
などと聞くこともありますよね。
本当にそうなのでしょうか?
そもそも”赤ちゃん言葉”って?
赤ちゃん言葉とは、以下のような言葉のことをいいます。
赤ちゃん言葉はよくない?
幼稚園教諭をしていた頃、「赤ちゃん言葉は使わず、きちんとした正しい日本語を使いましょう」と教えられました。
例えば、靴を「くっく」や「おくつ」と言わず、「靴」と言う。
しかしそれは、幼稚園に通う子ども
つまり、3歳以上の子どもに対して。
では、3歳未満には赤ちゃん言葉はOKなのでしょうか?
海外の研究では…
アメリカのワシントン大学とコネチカット大学の共同研究によると、
子どもの2歳時点での語彙数を比較したところ、
大人が話しかけるとき、赤ちゃん言葉を使う機会が多かった場合の子どもは
大人が話しかけるとき、赤ちゃん言葉を使う機会が少なかった場合の子どもの
約3倍の語彙力があるという結果が出ています。
(ただし、この研究では言われている【赤ちゃん言葉】には、【マザリーズ】も含まれています。
【赤ちゃん言葉】【マザリーズ】と使い分けているのは日本人の概念のようです。
マザリーズについては後ほど説明します。)
つまり、赤ちゃん言葉が子どもの語彙力を高めている可能性があるということ。
ほかにも、
- 喃語がたくさん出る
- 言葉を覚えるのが早い
と言った効果が実験でわかっています。
赤ちゃん言葉は言語発達に良い!
ということは、赤ちゃん言葉は子どもの言語発達を促すということ。
赤ちゃん言葉について「よくない」「直すのが大変」という意見は受け流し
どんどん赤ちゃん言葉を使いましょう!!
大人の言葉に直していくのは、3歳頃からで大丈夫です。
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マザリーズって何? ー 赤ちゃん言葉との違いと意外な効果
ここからは、最初の方で紹介した、マザリーズ(お母さん語)についてです。
マザリーズとはどんな話し方?
マザリーズ(お母さん語)とは
①高い声で ②ゆっくり ③抑揚をつけて
話す話し方のことを言います。
例)「〇〇ちゃ~ん。ご飯たべまちゅよ~~」
「お・む・つ 替えましょうね~」
定義としては、赤ちゃん言葉とは異なります。
世界中のどこの言語圏、民族でも共通してみられる、母親の普遍的な話し方だそうです。
(マザリーズという呼び方ですが、父親や祖父母にもみられます。)
マザリーズにもメリットがたくさん!
実は、何気なくやっているこのマザリーズには、メリットがたくさんあるのです。
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まとめ
赤ちゃん言葉やマザリーズは、子どもの発達のだけでなく、親子関係や親自身にもメリットがあるのですね。
どんどん使って、親子のコミュニケーションを楽しんでくださいね♡
ご質問・ご意見などございましたら、InstagramのⅮMよりお気軽にご連絡ください。
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