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子どもの自己肯定感を高める!子どもが喜ぶ上手な褒め方7選!

MayMayさん

「すごいね」「上手~」しか褒め言葉のレパートリーがなくて・・・。褒めすぎもダメって聞くし、難しいよー!上手な褒め方教えてー!!

mamaco

うんうん。”褒める”って子育てしてると避けては通れないよね。子どもにとって効果的な褒め方だけじゃなく、これはやめて!っていうNGな褒め方についても紹介するね~!

こんな人におすすめ
  • 褒める方がわからない
  • 何を褒めたらいいかわからない
  • 子どもに褒めるところがない
  • 上手な褒め方・NGな褒め方を知りたい

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目次

上手な褒め方って? ー 褒めるポイントやの子どもへの効果を紹介!

 ”褒める”って単純に思えて、意外と難しいですよね。
ついつい「すごいね」「上手」ばかり使いがち。
幼稚園教諭の新任のとき、「先生、上手~ばかり使うね。」ってパートさんから言われて、ドキッとしたのを今でも覚えています。
そこから勉強して、実践も積んで・・・。
気づいたら担任したお子さんの保護者から
「先生のおかげで娘の自己肯定感が爆上がりしました~!」
「あんなに自信のない子だったのに、いろいろ挑戦するようになって驚きました!」
「人の目を気にしすぎるタイプだったのに、自信がもてたのか堂々としていることが増えました!」

なんていう言葉をいただくほどに。笑

そんなわたしのおすすめの褒め方を紹介します!

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自己肯定感が上がる!上手な褒め方 ー 子どもが喜ぶ褒め方 具体例7選

“褒める”についてはいろいろな教育論がありますが、わたしは必要だし大切なことだと思っています。
アドラー式では、褒めるのは上から目線だから、”勇気づける”ようにしましょうと言いますよね。
(たしかに、褒めるという漢字には上の立場の人が下の立場の人に対してするという意味が含まれているので、個人的には”ほめる”とひらがなで表記するのが好きです。が、読みづらいのでこの記事ではあえて漢字を使っています)
“褒める”ことに関しての考えは別の記事で書いていますので、興味のある方はぜひお読みください♡

【上手な褒め方:1】子どもの過去と現在を比較して褒める

 他人と比較して褒めるのはNGなのですが、子ども自身の過去と比べて褒めるのはOK。

子ども自身が気づいていない、”自分の成長”について、言葉にして伝えてあげましょう。
これを意識することで、ママやパパも、見逃しがちな子どもの成長に目を向けることができるかもしれませんよ!

具体的例
  1. 「前はブロッコリー一口しか食べられなかったのに、今日は2口も食べたね!」
  2. 「昨日のお散歩より、今日はながく歩けたね!」
  3. 「ママが手伝わなくても、一人で手を洗えるようになったね」
  4. 「前はすごく時間がかかったのに、服着るの早くなってびっくり!」

【上手な褒め方:2】当たり前にしていることを褒める

 これ、幼稚園教諭時代の研修で言われたこと。
臨床心理士さんの指導でもよく言われていました。

赤ちゃんの頃は、できなくて当たり前だから、ただ笑っただけ、手を動かしただけでも「しゅごいでちゅね~」なんて言っていませんでしたか?
成長して、いろいろなことができるようになってくると、できて当たり前に思えてしまって、ほめることは忘れがち。
大人がから見たらやって当たり前なことも、子どもにとってもものすごく大変なことの場合もあるんです。

当たり前に思えることにも、意識して目を向けてみてください。

具体的例
  1. 「ズボン履いてるね!かっこいい!」
     ・・・服を着ているということは、当然のことかもしれませんが、これも褒めポイント。
  2. 「一人で歩いてる!足強いね~」
     ・・・抱っこばかりでつらいあなたへ。歩いてるときに褒めておこう。
  3. 「よく眠れたね。元気になったからいっぱい遊べてうれしいな!」
     ・・・眠りたくない子どもは多い。眠ることだって立派なこと。
     ・・・いつも夜泣きする子がたまにしなかったときは、必ず褒めて!!
  4. 「ママのお話よく聞いてくれてうれしい!」
     ・・・「話聞いて!!」っていつも叱られている子ほど、褒められると満更でもない様子で、しばらくの間、話を聞きますよ~。すぐ忘れて元に戻るけど!笑
  5. 「お水飲んでる~」
     ・・・お水やお茶、飲みたきゃ飲むよね。でもこれだって、赤ちゃんの時は自分でできなかったこと。喉が渇いたと感じ、自らお水を飲む。これって当たり前に思えるけど、実はすごいことかも。
  6. 「いっぱい遊んだね。パパうれしいな」
     ・・・遊びだって子どもにとっては大切な仕事!
  7. 「え!歩いてる!さすが~
     ・・・幼稚園で廊下を走る子によく言ってました。笑 スーパーなどで走ってしまう子には、歩いてる一瞬を見つけてすかさず褒めるのがおすすめ。

【上手な褒め方:3】既にできていることを褒める

 当たり前を褒めるのと似ているかもしれません。

『逆上がりができた』
『絵が上手にかけた』
『テストでいい点をとった』
『かけっこで1番だった』

など、目に見えやすい”成功”や”成長”があったときに褒めるのではなく、

『いつも靴を丁寧に揃えている』
『鉄棒に長くぶら下がることができる』
『ママにいつも優しくしてくれる』
『たくさん練習することができる』


などなど、既にできていることに目を向けましょう。

難しく考えなくても、親のマインドを変えるだけで、自然と褒めポイントが見えてきますよ!

【上手な褒め方:4】アイメッセージで褒める

 アイメッセージというのは、”わたし”が主語になるような伝え方のこと。
アメリカの臨床心理学者、トーマス・ゴードン氏の著書で提唱されている技術です。

「あなたは片付けが上手ね」というYOUメッセージに対し
Iメッセージは、「片付けてくれて、わたしが気持ちがいい」と親自身を主語にして伝える方法です。

具体的例
  1. NG「野菜食べられたね!すごい!」
     →OK「野菜食べてくれて、ママうれしいな。一生懸命作ったんだ♩」
  2. NG「病院で静かにできてえらいね」
     →OK「病院で静かにできると、パパ助かるな」
  3. NG「手を繋いで歩けてえらいね」
     →OK「手を繋いで歩くと、ママ安心だな」「手を繋いでくれてうれしいな」

ママやパパを主語にして伝える、上手な注意の仕方については、こちら↓の記事に詳しく書いています。

【上手な褒め方:5】結果ではなく過程を褒める

 これはよく言われているので、聞いたことがある方もいるのでは?
結果に目を向けて褒めようとすると、失敗したときに褒められないですよね。
過程なら、成功しても失敗しても、過程を褒めることはできます。

子どもが何かに取り組んだとき、「〇〇できてよかったね」でなく、「〇〇って考えたところがよかったね」というように、過程を褒めましょう。

具体的例
  1. NG「ブロックで車を作ったのね!すごい!」
     →OK「自分で考えて作ったんだね。いいね!」
  2. NG「かけっこで1等賞になったね!」
     →OK「今までたくさん走る練習をしたよね。なかなかできることじゃないぞ」
  3. NG「折り紙でチューリップを折ったのね。一人でできてすごい!」
     →OK「一人で作ろうと頑張ったの?!(できなかったけど)頑張った気持ちがよく見えるよ」

【上手な褒め方:6】子どもの気持ちを褒める

 子どもの行動ばかりに目が向きがちですが、子どもの気持ちに目を向けることも大切です。
“〇〇ができた””〇〇ができるようになった”ではなく、”こうやって考えた””こんなふうにやろうとした”などなど。

具体的例
  1. おもちゃを貸してあげようとしたけれど、結局うまく声をかけかれず貸せなかったとき、
    「お友達に貸してあげようとしたんだよね。貸してあげようと思った気持ちが素敵だと思うよ
    ・・・出来事だけを見ると、”貸せなかった”となるのでなかなか褒められませんが、気持ちに目を向けると褒められますよね。
  2. 自分で服を着ようとしたけれど、できなかった。
     →「できなくて悔しいね。でも、自分でやろうとしたんだよね!頑張ろうって思った気持ちがママうれしいな~」
  3. 折り紙鶴を折ることができた。(出来映えはまぁまぁ)
     →「丁寧に折ったんだね。大事に作った気持ちが伝わってくるよ」

【上手な褒め方:7】子どもの存在自体を褒める

 これはもう簡単!

「かわいい!」
「大好き!」
「あなたがとっても大切!」


という、あなたのこと愛してるよ~という気持ちを伝えましょう。
一見、それって褒めていないのでは?と思うかもしれませんが、
“愛されている”という実感は、
“自分自身を認められている”
“自分自身を褒められている”
と感じることに繋がるとわたしは思います。

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これはやめて!できれば避けて欲しいNGな褒め方3選

【NGな褒め方:1】他人と比較して褒める

 これはよく聞きますよね。
周りのこと比べるのは、子育てにおいてできれば避けたい方法。

「Aちゃんは走るのが遅いけど、あなたは速いね」
「Bくんは絵があんまり上手じゃないけど、あなたは素敵な絵を描けるわ」
「Cちゃんよりも、あなたはママにやさしくしてくれる!」


などなど。
このような褒め方をすると、自分がなかなか褒められない場面で、他人を蹴落として(または悪く言って)自分を上げようとする考え方になってしまうかも・・・。

【NGな褒め方:2】曖昧に褒める

 ご飯をたくさん食べられるようになったとき、単純に「すごいね!」と褒められるより、
「1歳のときはお茶碗に半分くらいだったのに、今はお茶碗一杯のご飯を食べてるね。たくさん食べられるようになったすごいなぁ」
と褒められた方が、うれしくありませんか?
ただ「すごい!」と言うだけでは何がすごいのかもよくわかりませんよね。
それだけでなく、子どもからしたら「またママは適当に褒めて・・・」と、自分のことをちゃんと見てくれていない、わかってくれていないと感じてしまうこともあります。
具体的に褒めることによって、自分のことよく見てくれてる!と感じますし、何が褒められたのかがわかりやすく、次もまた頑張ろうという気持ちももてます。

ただし、これについては、親が本心で「すごい!」と思っているのなら、素直に言っていいと思っています。あくまでもわたしの考えですが、曖昧に褒めるのは「Not Good」であり、「ダメ」ではありません!
「すごいね」と思ったらなら、素直に伝えてあげてくださいね。もうちょっと頑張れるな、と思ったら、”なんですごいと思ったんだろう?”と自分の心に耳を傾けて、そのことを伝えてあげると、お子さんはより喜ぶかもしれません!
※口先だけでとりあえず「すごいね」と言って子どもを満足させようとしているのはまた別です。

【NGな褒め方:3】成功したときだけ褒める

 これは絶対に避けて欲しい褒め方です。
成功したときにだけ褒められることで、子どもは、「失敗したらダメ」「成功できない自分はかっこ悪い」となどと、失敗を恐れすぎるようになってしまいます。
また、失敗を恐れるあまり、挑戦しようとしないことも・・・。
子ども時代にたくさん失敗することは、とても大切です。
失敗をダメと思わせてしまわないように、成功したときだけ褒めるのは、できるだけやめましょう。

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まとめ

上手な褒め方について、何かヒントはありましたでしょうか?
すぐに真似できるような具体例も載せているので、よろしければ実践してみてくださいね!

ご質問・ご意見などございましたら、InstagramのⅮMよりお気軽にご連絡ください。

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